おおきに京都 ブログ

慣れ親しんだ京都の町に感謝して書くブログです。その他私の趣味などについて書ければと思っています。

〇〇の無い人生

「〇〇の無い人生ってつまらない」という言葉に触れたのは、当時知人の女性が「ケーキが食べられない人生って、人生の半分を損しているわね」という発言を耳にした時だったか。その頃の私の「〇〇」は「お酒」だったと思う。

浴びるように飲む訳ではないのだが、仕事帰りに職場の先輩や友人とよく飲み歩いた。静かに飲む雰囲気が好きで、1日の疲れが癒されるように思えた。そんな雰囲気を求めて、よく「ホテルのBar」に通った。今は無くなってしまったが、「京都国際ホテル」*1や「京都アークホテル*2にはよく通った。ホテルのBar以外では、木屋町三条の「Bar Cordon Noir*3河原町三条の「FENWAYPARK」*4だった。前者は初体験となるBarだったが、良い雰囲気だったのでしばしば通うことに。後者は残念ながら「閉店」となったよう。焼酎の品揃えがよく、当時「松坂大輔」の応援も兼ねて通うことになる。

こんな昔話を思い出したのも、最近始まったアニメ「バーテンダー神のグラス」*5のせい。漫画(原作:城アラキ)のアニメ化で、どんな風にアニメ化されるのか少し心配だったが、個人的にはとてもよい作品になっていると思う。酒にまつわる物語が種々展開されるのだが「いちいち格好いい!」。音楽関係も秀逸。オープニング曲は川崎鷹也「Stardust Memory」、エンディング曲は上白石萌音「スピカ」(豪華!)。夜のお話なのでどちらも「星」つながりか。特に「スピカ」は「乙女座の主星」。夜空に「春の大三角形」を形作る星の一つ。春クールスタートのアニメとしてこの上ないモチーフだと思う。

アニメ第2話で「One For The Road」という言葉が出てくる。辞書によれば「別れを惜しんで酌み交わす一杯(”One”は”A Glass of 〇〇”私の場合は”Whisky”かな)」とある。さて、誰と別れを惜しむのかは是非「本編」をご覧ください。

こんな風にお酒のことをいろいろ書いたが、実は7年前から主治医に「禁酒」を申し渡されている。だから、今の私は「あんこの無い人生なんて…。」というところだ。

京都の未来のために

朝刊に「延伸で『京都の水』影響不安」の記事があった*1。記事によれば、北陸新幹線延伸(敦賀以西)ルートは「地下」に敷設されるため、トンネル掘削工事により、京都市内の地下水が枯れたり、汚染されることが懸念される。もし、このような事態になれば、京都の食と文化(記事では『和食・菓子・酒』などを想定)が大きなダメージを受けるかもしれないと報じている。

もともと、北陸新幹線延伸計画は「米原ルート(京都迂回)」と「小浜ルート(京都縦断)」が存在していたようだが、すでに「米原ルート」はポシャってしまっているらしく、現在は「小浜ルート」が有力のよう。先日当選された新市長も「小浜ルート」支持のようだから、反対派は不安が募るところ。記事では、「お蕎麦屋さん」と「和菓子屋さん」が各々不安を語られている。

他にも心配事がある。先日、愛媛県で大きな地震があったが、「小浜ルート」付近は京都の断層地帯「花折断層」がある。こんなデリケートな地盤の地下にトンネルを通すことは素人目にも大きな不安が感じられる(米原ルートは断層からは離れてはいる)。

図_花折断層(出典:地震調査研究推進本部事務局HP)*2

今回大きな記事として受け止めることになった訳だが、このような心配・不安はとっくに分かっていたことだと思うので「今更」感がある。某県でも、豊かな水系が壊される恐れがあるので「リ〇ア建設を認めない」みたいな話があったが、ここ京都でも同じようなことが問題になっている。

「京都の水」に問題が起こったら、市民をはじめ、観光都市京都にとっても大きな痛手になる。

よい決断をお願いしたい。

*1:2024年4月26日(金)京都新聞朝刊1面

*2:

地震本部

市バス・地下鉄増発(GW)

少し不安定な気候になっている。昨夜はひどく寒かったような。今日は雨がパラパラしていて、素足では少し冷たい感じ。週末はいよいよ「GW」が始まる。最初は「雨模様」とのこと。

朝刊に、「京都市バス・地下鉄GW増発(27日~来月6日)」の記事があった*1。年末年始以外は、いつも京都から出ていくことが多いので、あまり意識したことは無かったのだが、行楽シーズンには増便・増発が行われるのだ。

市内のホテルも様々なコンセプトで展開されているみたいですね。
於:ホテルグレイスリー京都三条

記事によれば、混雑回避のために「無料振替輸送」も行うらしい。キーとなるのは、京都駅に向かう観光客による市バスの混雑を避けるために、地下鉄の「無料乗車券配付」が行われるとのこと。地下鉄の利便性をPRするための先行投資と考えれば、よい取り組みだと思う。

京都市交通局のHPには、例の「6月新ダイヤ」*2の情報も掲載されていた(報道発表資料は以下のとおり)。

・報道発表資料①*3

・報道発表資料②*4

「おかたい」イメージがあった交通局のHPだが、マンガのせいか少し親しみやすくなった気がする(笑)。

※画像はiPhone8で撮影

一寸先は闇

季節は「穀雨*1。ある意味、生物が「蓄力」する時期なのに、私と言えば1週間入院することに。少し身体がだるいなと思っていたら、みるみる悪化。経験則からいえば「インフルエンザB型」。病院で検査したら「コロナもインフルエンザも陰性」とのこと。急に不安に襲われた。先生が「腹部エコー」をしてくれて「腸が全然動いてないね」とのこと。そのまま入院するわけだが、熱は「40.7℃」まで上昇(50歳過ぎて40℃オーバーはちときつい(笑))。担当の看護師さんも相当驚いていた。診断は「細菌性腸炎」。適切な処置で回復したが熱が落ち着くまでに「4日間程」必要だった。「一寸先は闇」とはまさにこのことである。

朦朧としている時に、京都は「黄砂」がひどかったよう。病室から西山の稜線がよく見えなかった。また、確か大きな雷(春雷)があったように思う。夜勤の看護師さんが「すごい音がしたね」と言っていた。私は「春の雷」は、穏やかな春の日に少しアクセントをつけてくれるようで好きなのだが、今回のは単純に恐ろしかった。身体・精神的にやられていたから当然か。

今日、退院の帰り道。すでに桜も散ってしまったよう。今年は「花見」ができなかったので残念感しかないのだが、車外の景色を見てふと思う。

もうすぐ夏だな。

隔離病室から久々に見る景色は新鮮ですね

※画像はiPhone8で撮影

家でラーメン

先日、どこのTV局だったか失念してしまったのだが、「冷凍食品のラーメンのクォリティーが凄い!」みたいな番組があった。そんな曖昧な記憶がどこかにあったのか、いつも立ち寄る「LAWSON」で、思わず買ってしまった。これは、株式会社キンレイさん*1の「LAWSON限定商品」*2とのこと。

天下一品(こってり)

確か、レンチンするだけで、店のラーメンを再現できるとか。期待が高まる。私は天一は普段「あっさり」なのだが、たまに「こってり」食べたくなるんですよね。よく行く店には「当店のスープは栄養価が高く…」って書いてあるので、少し疲れている時は食べたりしていました。

開封直後はこんな感じ

レンチンは「500W 7分50秒」を選択。気持ち長めか?

できあがり!

食べてみると、ほぼお店の味は再現できていると思う。個人的にはもう少し「こってり」感があってもよいのかなと。多分、店舗によってバラツキはあるのだろうけれど、学生時代に「北野白梅町店」*3で食べた「こってり」は「ホワイトシチュー」のような粘度のスープだったような記憶がある(飲み会の後だったので記憶が怪しいが(笑))。あれが、人生最高の「こってり」だったような。また、真偽は定かではないのだが、知人の話ではこってりスープには「納豆のペースト」が混ぜ込んであるとかないとか。さらに、これも知人の話だが、「二条駅前店」*4は、セットの「定食」がメチャメチャ美味いらしい。

次はキンレイさんの「ラーメン横綱」食べてみたいですね。

聴くマンガ(アニメ)

4月になるとTVの番組編成が行われる。番組だけでなく「アナウンサーの卒業・入学(?)」など変化は大きい。アニメも2023冬(?)クール(1クール約12話≒約3ヶ月)が終了し、2024春クールが始まる。ちなみに「葬送のフリーレン」は2023秋冬の2クール(全24話)と期待通りのヒット作品となったのではないかと思っている。

さて、2024は結構”豊作”と前評判が高い模様。私が楽しみにしていたアニメに「響け!ユーフォニアム3(NHK)」*1がある。こちらは「京都・宇治」が舞台になっていて、タイミングよく「源氏物語」ともコラボしている*2。この作品はもともと「小説」。小説は読んだことが無いが、音楽を取り扱っているのに「文字ベース」かと驚いた。私のような音楽的センスのないものにとっては、アニメ化はありがたい。耳で聴いて、画で理解を深めることができる。「ブラスバンドってこんなに熱いのか!」そう感じた。それよりなにより、本作品も3シーズン目、主人公の「久美子」も高1から高3になり、「最後の部活頑張って!」と若干「父親目線」になっている(笑)。

本作品のように「音楽」を取り扱っているマンガ(アニメ)はたくさんある。私はこれらの作品は「聴くマンガ(アニメ)」とカテゴライズしている。他には「読むマンガ(アニメ)」と「観るマンガ(アニメ)」の2カテゴリだと考える。前者は「知識満載セリフ多い系」、後者は「画力”神”セリフ少ない系」かなと思う。

「聴くマンガ(アニメ)」で好きなのは、たくさんあるのだが2つ紹介したい。

一つ目は「四月は君の嘘(著者:新川直司)」(マンガ)*3。ピアノとバイオリン音楽がメインの少し悲しいストーリー。このアニメで「ショパン」が好きになりましたね。

二つ目は「陰の実力者になりたくて(著者:逢沢大介)」(ライトノベル*4異世界転生主人公無敵系のストーリーだが、主人公がピアノで奏でる「月光」がよい。ベートーベンは「運命」しか知らないという世界が変わった。映像で表現される「月光」が降り注ぐ様子が、曲の理解をアシストしてくれる。

およそ「音楽」とは無縁な体育会系の私を導いてくれたことに感謝。

中学生の時ギターを少し(上手ではない)

お宮参り

今日は凄く冷え込むとのことだったが、予想に反して穏やかな天候となった。暖かいと身体がよく動く。そろそろ「タイヤ交換」やら「冬物クリーニング」かなと思えるようになった。

孫娘が産まれて1ヶ月が経ったので、お宮参りに行くことに。旦那さんの親御さんは大阪なので、「京都らしく」かつ「アクセスしやすい」所で、「下鴨神社*1にお参りすることに。

当日はとても良い天気に恵まれました

旦那さんのお父さんから言われてハッとしたのだが、「下鴨神社」は”通称名で”、正式名は「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」という。じゃあ、「上賀茂神社」も通称名か?と思い、調べてみると、やはり正式名は「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」。視点が変わると見える世界が変わってくる。
お宮参りにかこつけて、境内を散策する。実は、長いこと京都に暮らしているのに、お参りした記憶がない。今日は「西駐車場」から入ったので、とりあえず、正面鳥居の方向に向かった。正面鳥居から向かって左側にひっそりとお社がある。

相生社

相生社 京の七不思議

縁結びの御神木「連理の賢木」とある。そう言えば『源氏物語』で、光源氏が紫の上に「比翼の鳥 連理の枝」と愛を誓ったシーンがあったなと思い出す。

縁結びおみくじ(源氏物語にちなむらしい)

今日は時間もないので、とりあえず「あそこ」を目指す。妻は「御守り」を買いに行くと言って別行動だ。

みたらし団子発祥の地

御手洗川に架かる橋と桜

噂で聞いていた「みたらし団子」発祥の地。多くの参拝者がシャッターを切っていた。天気が良くて本当によい景色でした。下のマップに「みたらし茶屋」というお団子屋さんがあるが、こちらは長い行列を作っていました(今度行ってみよう!)。

下鴨神社マップ(出典:下鴨神社HP)

妻がたくさん購入した御守り。「姫守り」は一つとして同じ柄がないそう。「彦守り」はデニム生地で珍しい。桜の花びらの意匠の御守りは「季節限定」とのこと。

妻が買ってきた御守り(たくさん)

約90分間のお参りだったが、孫娘が大きくなったらまた一緒にお参りしたいと思った。

※写真はNikon D70S、iPhone8で撮影