このところ「梅雨」らしい天候が続いている。確かに「鬱陶しい」のだが、雨のおかげで数日間、時季外れの「熱帯夜」からは解放されているのはありがたい。京都の夏はまだまだこれからのだから。
朝刊に「府、返礼品に大文字一望 ふるさと納税3万円、府庁テラスから」の記事があった*1。記事によれば、国重要文化財の「府庁旧本館内」のカフェ「Salon de 1904」*2で食事を楽しんだ後、20:00頃から「府庁3号館4階テラス」で『如意ヶ嶽の大文字』を鑑賞できるよう。定員は「先着40名」でポータルサイト『ふるさとチョイス』*3から申し込みができる。京都府総務調整課は「先祖の霊を送る五山送り火は京都の伝統行事で、落ち着いた環境で鑑賞していただきたい」とのコメントを出している。なお、居住自治体に「ふるさと納税」した場合は返礼品を受け取ることができないため、京都府民は”対象外”となっている。
「ふるさと納税」では「モノあり」、「モノなし」など、色々な「返礼品」が企画されているのだが、よく耳にするのは「損得」の話ばかりのような気がする。そもそも「ふるさと納税」の制度が創設された意義をよく理解して活用することが望ましいのではないかと思う*4。
「お盆には先祖の御霊(お精霊さん=おしょらいさん)をお迎えし、五山の送り火で無事にお帰りいただく」というものであるから、「ご先祖様を大切にする」という気持ちを共有できる取り組みになればよいなと思う。
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