八大神社を後にして、詩仙堂*1へ向かう。いつものことながら、なんとなく緊張する瞬間である。
受付を済ませて建物内部へ、こちらは「室内撮影可」のようだ。
詩仙堂の名前の由来にもなっている「詩家三十六人」の肖像画(狩野探幽作)に石川丈山自ら各詩人の詩を書いて壁に掲げている。
室内から庭を臨む。赤い敷物と緑のコントラストが心地よい。室内には私一人だったので、静寂をひときわ感じる。敷物の上に正座し、しばし風景を楽しむ。
左側から水が流れ落ちる音が聴こえる。
ただただ静寂。
突然の「僧都(鹿おどし)」に驚き、音の聴こえる先を探す。
室内の見学後は、庭を見学できる。
「五月の”さつき”」、「十一月の紅葉」が見事のようだ。
巡る季節を堪能できるのが京都のよさだとつくづく思う。
詩仙堂を後にして、とりあえず白川通まで戻る。今日はタイムアップ。しかし、帰り道に気になる看板が…。
後ろ髪をひかれながらも今回はスルーしました。
史跡・名所の多い「一乗寺下り松町」界隈。
恐らく、もう一、二度は来ることになるのだろうと予感する。