おおきに京都 ブログ

慣れ親しんだ京都の町に感謝して書くブログです。その他私の趣味などについて書ければと思っています。

京都漬物考⑥〜水茄子漬〜

この前お世話になった「聖護院本舗たかしん本店」*1さん{当ブログ「京都漬物考⑤(20240430)をご覧ください」}で購入した「加茂しば(シバ漬け)」を、妻がたいそう気に入ってしまった。妻曰く「これまで食したなかで一番マイルドで優しい味」とのこと。ぜひリピートしたいということで、今回2回目の訪問。大袋(1)と小袋(4)を購入。その際、ご店主に「おすすめ」を尋ねたところ、「水茄子」を教えてもらった。正直なところ「初めて」見るお漬物だったので、不安もあったが購入してみることに。

「水茄子」※糠に漬かっているのか

水茄子詳細

いろいろな想像が駆け巡る。「水茄子」というぐらいだから「かなり瑞々しい」のか?食す前にあれこれ想像することはとても楽しい。購入時にご店主が「手で割いて食べてください」ってどうするんだろう?などなど。「販売日」は記載されていないが、「賞味期限が5日目」だから、販売日(1日目)は「5月23日」(購入日と一致)。「食べ頃」の3日目ぐらいに試してみることに。タイミング次第で食べくらべも面白そうだ。

水茄子を取り出し、軽く水洗い。「ガク」の上部に包丁で浅く切れ目を入れてまず2等分する。最終的に「8等分」に。割くの難しいかなと思ったが、案外うまくいった。

盛り付け例

なんか見た感じ「パサパサ」してるなと思った(水茄子なのに…)。しかし、口に入れた途端そんなイメージは吹き飛んだ。「なんて瑞々しいのだ…」そういえば、商品説明に「赤穂の塩」使用だったか。まろやかな塩味とそれに導かれたジューシーな食感。こんな上品な糠漬けは初体験だ。「水茄子」のネーミングに感服する。また、ゴハンとの相性もばっちりだ。軽く握った「ノンソルト」の「おにぎり」でもよさそう。

タイトルは「京都漬物考」だが、「水茄子」の産地は「大阪府南部(泉州地域)」とのこと。

もうこの際、「美味しい漬物全般(できれば京都府)」としてしまおう(笑)。

※画像はiPhone8で撮影