おおきに京都 ブログ

慣れ親しんだ京都の町に感謝して書くブログです。その他私の趣味などについて書ければと思っています。

道州制のメリット

2月というのに暖かい日。来週からは「四月並み」の陽気になるとの予報も聞こえてくる。「地球沸騰化」も強ち嘘ではなさそう。

朝刊を読んでいると「京滋(けいじ)合併」という記事が目に入った*1。記事によると、京滋合併とは『京都府滋賀県の府県合併。道州制*2に慎重だった山田啓二知事が提唱した。当時は「府庁」を大津市内に置くことも想定された』とある。構想は2013年2月に京都府議会で合併案が示されたようだが、京都新聞社が2014年に実施した「滋賀県世論調査」では、「合併賛成」が4.9%、「滋賀県のまま」が最多の78%となる。その後大きな進展はなく、結局は立ち消えになったようである。

日本の中央に巨大な京都府が出現!?

「府庁を大津市内に置く」ということなので、京都府滋賀県を吸収する形になる。もし、これが実現していたなら、人口は約400万人(10位)、面積は約8,600㎢(11位)となっていた。

単体では、以下のとおりである。

人口:京都府約255万人(13位)、滋賀県約140万人(26位)

面積:京都府約4,600㎢(31位)、滋賀県約4,000㎢(38位)

道州制」自体は、賛否はあろうが大胆で効率的な地方自治運営に寄与するとは思うが、最終的にはそこに居住する市民の意識にどう寄り添うかであろう。

京都市民が恐怖するという滋賀県民のジョークで「琵琶湖の水止めたろか?」があるが、京滋合併が実現していたら、このジョークが使えなくなることだけは間違いない。

実は真の目的は琵琶湖の水源確保だったりして…。(妄想です(笑))