おおきに京都 ブログ

慣れ親しんだ京都の町に感謝して書くブログです。その他私の趣味などについて書ければと思っています。

第170回芥川賞・直木賞

第170回直木賞に「八月の御所グラウンド」の万城目学さんが決定した。作品は拝見していないが、私も野球をしていたので、御所グラウンド=富小路グラウンド(?)で、少年野球に関わったことがある。京都大学卒の万城目さんは、デビュー作「鴨川ホルモー」以後、16年ぶりに京都を舞台にした作品での受賞となった*1

京都大学卒の作家さんと言えば、私は「ミステリー好き」なので、「綾辻行人」さんが頭に浮かぶ。特にお勧めは「十角館の殺人講談社文庫)」で、トリックが分かったときに思わず「あっ!」と声を上げてしまった。

昨日のブログに書いた『細かいことが気になる僕の悪い癖』を口にするのは、TVドラマ「相棒」で水谷豊さん演じる警視庁特命係「杉下右京」の口癖である。しかし、その細かいこだわりによって、事件がスマートに解決されていく。イギリスへの留学、紅茶好き、服装など、シャーロック・ホームズを彷彿とさせる。私はもともと、水谷豊さんの『浅見光彦シリーズ(原作:内田康夫)』が好きで、水谷豊追っかけで「相棒」を視聴し始めた感じです。浅見光彦は多くの役者さんが演じられているが、初代の水谷さんが私は好みです。概要は『旅情ミステリー』でご当地の伝説などをモチーフにして事件が起こります。謎解きだけではなく、その土地の風俗や歴史に触れることもできるので大好きな作品です。特にお勧めは「後鳥羽伝説殺人事件」ですね。この作品に関しては、TV版と原作では変更が加えられているので、少し注意が必要です。原作では「浅見家」の過去につながる内容となっていますが、TV版ではその辺をカットして一般的な事件として描かれています。

さて、TVドラマ「相棒」は、舞台が警視庁なので、さすがに「京都ロケ」などは無いだろうと高をくくっていたら、何とありました。結構注意深く見ていたつもりが「スッポリ」抜けていました。機会があれば、「相棒聖地巡礼」を行ってみたいと思います。

 

 

 

 

*1:2024年1月18日(木)京都新聞朝刊23面「直木賞万城目学さん」