おおきに京都 ブログ

慣れ親しんだ京都の町に感謝して書くブログです。その他私の趣味などについて書ければと思っています。

京都漬物考④

かなり強い寒波の到来ということで、今日は雪が舞っていた。日差しにはらはらと舞う雪の様子は「風花が舞う」という表現がよいだろう。本当に日本語って美しい。

先日、お隣の奥様から「すぐき」を頂いた。「僥倖」である!「僥倖」という言葉は、以前、藤井八冠が使用していて、私も使ってみたいなと思っていたが、ここで使えるとは(余談ではあるが『僥倖』という言葉は漫画「賭博黙示録カイジ」原作:福本伸行で既に知っていたのだが)!刻む前のすぐきの姿に驚いた。巨大などんぐりのようだ。

すぐき(塩漬) 桃井長一郎さん

切って盛り付けてみた。

盛り付け例

封を切ると少し酸っぱい発酵食品特有の香りがする。切り方とかよく分からなかったので、ネットで調べてみた*1。食してみると「茎」、「葉」ともにシャキシャキした歯ごたえと程よい酸味が心地よい。発酵食品は大好きなのでこれは病みつきになりそう。

これは、当然ではありますが「白ご飯」いただきましょう。すぐきと一緒にいただくと、コメの甘みがより増しますね。ごはん何杯でもいけるシステムになってしまうやつです。

頂いたとき「少し癖があるかもしれませんよ」って教えてもらいましたが、私は大丈夫な感じでした。子供にはたくあん食べさせてこちらは私が食べましょう(笑)。

新たな味覚を追加することは極上ですね。

ご馳走様でした。

まだまだ漬物の深淵に迫る旅は続く…。