昨日告示された京都市長選挙は、「16年ぶりの新人対決」として5人の候補者が立候補しているようだ*1。街角にも候補者のポスターが設置され、投票日までの約2週間選挙戦が展開される。
選挙で気になっていることがある。それは「なぜネット投票が導入されないのか？」ということ。こんなにデジタルな世の中なのに何故なのか？多分大きな理由があるのだろうと思い少し調べてみた。公職選挙法の改正が必要だとか、個人情報の保護とか、サイバーテロとか、データの改ざんなど、いろいろな問題点が挙げられていたが、素人の私が言うのもなんだが、全部解決できそうな感じである。法律は制度に合わせて改正するだけだし、個人情報の保護なんてすでに「マイナンバー」してしまっているやん（笑）。不正関係に対しては、割に合わないほどの「厳罰」を課しておいたら問題ない。簡単に言ってしまったが、制度設計をしっかりとした「サイズ感」でやればよいのだ（笑）。
「ネット投票を導入すれば投票率が上がる」とか言われるけれど、投票率が上がるかもしれないということであって目的ではない。ネット投票導入の目的は、「投票を簡便にすること」と「選挙に係る経費をおさえること」にあると思う。諸般の事情で投票所に行くのが大変な方もいるだろうし、天候にも左右されないし、会場の準備もしなくてよい上に、当落結果がすぐ分かる。もちろん「出口調査」なんて不要だ。ネット投票ポータル作ってもらって、動画で候補者の演説付けとけば、選挙カーも不要では？
20:00開票でTVの選挙速報は21:00には終わってもらって、その後は、普通の番組に。これが、ネット投票の最大のメリットかもしれない。
