おおきに京都 ブログ

慣れ親しんだ京都の町に感謝して書くブログです。その他私の趣味などについて書ければと思っています。

初陣は「15歳」

今日の朝刊に「市町村4割 働き手半減 15~64歳、2050年時点推計」の記事があった*1厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所(社人研)*2が公表した地域別推計人口で、2050年時点の15~64歳の生産年齢人口を2020年と比較したところ、699市町村が半数未満に減ることが判明したらしい。京都新聞に大きく取り上げられていたのは、笠置町京都府相楽郡京都府で一番小さな町)*3の減少率が「84.1%」と、最大値であったためであろう。ちなみに、京都府は「30.8%」の減少率である。

人口問題は、「出生率」や「死亡率」などを考慮すれば、おおよその推計は可能なので、いまさらという感があるが、なかなか有効な対策が打ち出されていないのが現実だ。「異次元の少子化対策」とかどうなったのか(それどころじゃないんでしょうが…)?

2022年4月1日から成年年齢が「18歳」になった。大学を卒業する年齢はストレートで「22歳」だが、これを「20歳」に引き下げて、2年早く社会に出るシステムというのはどうなのか?要は若者と社会をつなぐお膳立てに注力するということ。これまで「20歳」に求められていたことを「18歳」に求めるのだから。そのためには、「義務教育」と「高等教育」の期間を見直す必要性があるだろうけど(教育だけでなく、その他の既存の枠組みも現状に合致しているのかどうか甚だ疑問であるが…)。

漫画やアニメの主人公は、概ね「中学生」か「高校生」の年代が多いと思う(たまに「おじさん」が活躍するものもないことはない)。私が偏愛してやまないアニメ「銀河英雄伝説(原作:田中芳樹)」の登場人物「ジークフリード・キルヒアイス」提督の初陣は「15歳」。文武両道で清廉潔白な人格者で「英雄」の一人である(まあスーパーマンです(笑))。

最近の若者は知識も豊富で新しい技術にも強い。

若者が活躍できる場を国全体で本腰を入れて整えていく時期が来ているのではないだろうか。