おおきに京都 ブログ

慣れ親しんだ京都の町に感謝して書くブログです。その他私の趣味などについて書ければと思っています。

世代交代

今日は将棋NHK杯戦トーナメント準決勝第2局「藤井聡太NHK杯VS羽生善治九段」の対局が放送されるので朝から「ワクワク」*1していた。藤井ファンには申し訳ないが、そろそろ「藤井君」を負かしてほしいと思っている「羽生世代」は多いのではないか。さて、対局はというと、先手が羽生九段。まずは第一関門突破。なにせ先手番の藤井NHK杯は「無双」、少し羽生九段勝利の期待が高まる。対局が始まり、序・中盤ほぼ互角の戦いであったが、羽生九段の「2一角」あたりから徐々に藤井NHK杯が優勢となる。羽生九段は受けなしの状態から、藤井玉に迫るが、92手で羽生九段の投了となった。「藤井NHK杯強し」。これで連覇の懸かる決勝へ進出となる。

負けはしたが羽生九段。若手の台頭著しい中、会長職*2の激務と将棋研究の「二足のわらじ」は大変なのに、それでも第一線で活躍されている姿には頭が下がる。会長職と言えば、京都府出身の棋士佐藤康光九段」*3も羽生世代で会長経験者である。「永世棋聖」の称号保持者で一時代を築かれた。

決勝はなんと二年連続で「藤井聡太NHK杯VS佐々木勇気八段」となる。藤井NHK杯は連覇が、佐々木八段は前回の雪辱がかかる一戦である。

「21歳と29歳」の戦い。将棋界も「世代交代」が進んでいる。