おおきに京都 ブログ

慣れ親しんだ京都の町に感謝して書くブログです。その他私の趣味などについて書ければと思っています。

国宝 三十三間堂

今朝は雨が降っていて、外に出るのは億劫だったがどうしても外せない用事があり妻に車で送ってもらった。用事が済んで外に出ると雨も上がり日差しも出ていたので、少し取材に出かけることにした。行先は「三十三間堂」。昨日、たまたま、アニメ「陸奥圓明流外伝 修羅の刻(とき):作者 川原正敏*1を見ていて、登場人物に「宮本武蔵」が登場するのだが、武蔵と吉岡一門との決闘の件で、『吉岡伝七郎三十三間堂で返り討ちにした』という表現があった(実際は三十三間堂ではなく洛外で?)。1月の通し矢に行けなかったこともあり、ここで三十三間堂が出てくるならこれも何かのお告げかと自分に言い聞かせたわけだ。

博物館三十三間堂前(七条通南側)

本堂

本堂の長さに圧倒された。1間は約1.8mだから33間は約59.4mかと思っていたら、実際は約120mで、正面の柱間が「33」あることから通称「三十三間堂」と呼ばれているとのこと。今日は植木職人さんが大勢で庭の手入れをされていました。本堂内には1,001体の観音像が祀られており、その景色は「荘厳」としか言いようがない(本堂内は撮影禁止(残念!))。本当に「死ぬ前に見ることができてよかった」と思った。流石は「国宝」と言うべきか…

本堂(正面) ※中央に巨像(中尊)を配しその左右に各500体の観音様が祀られている。ぜひリアルでご覧いただきたい。

観音様達を拝んだ後、一通り本堂内を見学。「通し矢」の歴史なども詳しく展示されており、大変興味深い体験となった。最後にグッズを販売していたので、交通安全のお守りをマイカー通勤している妻に買って帰ることにした。

矢をモチーフにしたお守り ※吸盤タイプでフロントガラスに付けることができる

この後、しばらく付近を散策することに。

宮本武蔵に始まった訪問なので、次は「一乗寺下り松」(バス停あり)を訪ねてみたいなと思った。

※撮影はすべてNikon COOLPIX S3300