昨日の続き。
三十三間堂を出て、七条通を見渡す。すぐ近くに「京都国立博物館」がある。小野毛人の墓誌が所蔵されているので見に行きたい気もする。このまま七条通を東に行けば「智積院」。多くの美術品を見ることができる。
しかし、今日は別の目的があるので、「大和大路通」を北へ進み「五条通」を目指すことに。
しばらく歩くと立派な鳥居が見えた。
訪問予定にはなかったのだが、圧倒的な佇まいに魅かれお参りすることにした。豊臣秀吉を祀っている神社なのだ。
神社の境内を北側に歩いていると大きな「鐘楼」が現れた。
地図を見ると、豊国神社の隣は「方広寺」となっている。えっ!まさか、この鐘って『国家安康』『君臣豊楽』の鐘!?でも、そんな「曰くつきの鐘」が現存しているとは思えないけど…。若い頃、上司に書類作成を指示され作成し提出したら、その書類を見た上司が「君は『国家安康』の話を知っているか?」と聞かれたので、私も得意気に「もちろん知っています。」と答えたら、「じゃあ、なぜここで折り返すんだ。人名が読みづらくなっているじゃないか!」と、叱責されたことを思い出した(笑)。人名はきちんと一行内に表示しないとですね。
石垣も大変立派でした。大阪城を彷彿とさせるものでした。