おおきに京都 ブログ

慣れ親しんだ京都の町に感謝して書くブログです。その他私の趣味などについて書ければと思っています。

扇の要

昨日の阪神VSヤクルトのオープン戦は0-1で阪神負け。オープン戦なので結果はどうでもいいのだが、ヒット1本とは少し心配な感じ(ヤクルトの方もヒット7本で1点というのも課題ありか)。それはさておき、阪神はキャッチャー陣の故障が心配なところ。開幕に向けて調整が大事になっていきそう。

キャッチャーと言えば、私は「古田敦也*1に似ているとよく言われる。野球ファンなら誰もが知っている「名キャッチャー」だ。古田選手は兵庫県出身だが、大学は京都の「立命館大学」。社会人「トヨタ自動車」を経て、1989年ドラフト2位でヤクルトスワローズに入団する。我が阪神タイガースは、古田選手の「メガネ=視力が悪い=大成しない?」とかいう理由で、ドラフト指名を行わなかったらしい(無念の極み)?。入団後は、野村克也*2監督(こちらも名キャッチャー)の愛弟子として、当時のプロ野球界を席巻する「ID野球*3」の申し子となる。キャッチャーは「扇の要」と呼ばれ、守備の柱になるポジションだ。キャッチャーだけがグラウンド全体を見渡せるので、的確な分析と判断で守備陣にサインを送ることができる。つまり「頭脳戦」の司令塔なのだ。

私は中学生の頃、野球教室で野村克也さんに少しだけ野球を教わった(2時間くらいだったか(笑))。野村さんの「教え子?」という意味では古田氏と同じだ(笑)。野村さんは京都出身で高校は丹後地方の「峰山高校」である。当時ピッチャーだった私は、名キャッチャーである野村さんに投球を受けてもらったり、ノックをしてもらったりしたことを、今でもハッキリ記憶している。やはりスターとの記憶は強烈に心に残るのだなと思う。教室で野村さんを見ていたら、ファースト側ばかりにノックされていたので、マウンドから少し早めにファースト側に移動したら、「いつもファースト側とは限らんよ!」とサード側に緩い球を打たれた。観客から笑いが漏れた。状況判断の的確さを知るエピソードかなと思う。

息子はキャッチャー経験あり(小学生の頃)※撮影日不明

2月11日(2020年)は野村さんの命日。たまたま、今朝の「サンデーライブ!!(ABCテレビ)」の古田氏を見て思い出した。

私はあまりにも「古田に似ている!」と言われるので、その時用意している「鉄板ネタ」がある。それは、

『外見はよく似ているんですけど、頭の良さは全然似ていないんですよ』

という”自虐ネタ”である。

タイトルは「京都」の雰囲気でしたが、野球の話ですみませんでした。悪しからず。