本当に暖かくなった。今日は曇りで時折小雨が降っているが、薄手のパーカー1枚でも汗ばんでくる。また、風邪をひかないように気を付けなければ。
いつもの散歩コースの桜が満開になった。残念ながら曇り空で「映え」ないが、青空ならもっと綺麗だ。
桜の中ほどに立つ「電柱」が少し残念なのだが、実は夜になると外灯が点灯し、とても幻想的な景色になる。「電柱廃止論者」(当ブログ「冬空に思う(2024-01-28)」をご参照ください)としては些か不謹慎だが、これはこれでよいことにしよう(笑)。
散歩ルートにはいくつかの桜ポイントがあるのだが、どこも「満開」状態だ。京都の「桜の名所」もほぼ満開状態となっているよう*1。
そう言えば、テレビで「桜(さくら)」の語源は、「神様の座る場所」と言っていたっけ。調べてみると、「さ」は「農耕の神様」、「くら」は「神様の居所を意味する御座(みくら)」だと言っていた*2。日本人が特別な感情を抱く花と言われるが、桜について知らないことは意外に多いよう。
「桜」と「神様」と言えば、最近視たアニメ「わたしの幸せな結婚(原作:顎木あくみ)」*3が思い浮かぶ。神様ではないのだけれど、主人公の桜の精のような母親(故人)が印象的だった。このアニメは「小説」をアニメ化したもので、実写化もされている。主人公は「今田美桜」さん。「桜」つながりは意図的か(笑)?
少し古いがマンガ「めぞん一刻(原作:高橋留美子大先生)」*4も忘れられない。高橋先生は「うる星やつら」や「らんま1/2」などが有名だが、私は「めぞん一刻」や「人魚の森(人魚シリーズ)」*5が好きだ。高橋先生は人の「心情」をすごく繊細に描かれる天才なのだと思う。話を戻して、マンガ「めぞん一刻」第160話「桜の下で」*6。主人公「五代くん」の人間性を桜が効果的にやさしく演出している。
この話を思い出すと確信してしまう。
やはり桜には「神様」が宿っているのだと。
※画像はすべてiPhone8で撮影